月岡中弥を語る。第一話「ブラック校則」
ブラック校則ドラマ版放送開始から
3日が経ちましたが
今もなお永遠に月岡中弥のことばかり考えて、暇があればブラック校則観てます。
ちなみに私は関西組なので、テレビ放送は全然間に合ってないのですが、Huluとテレビを繋ぐ素晴らしいアイテムをゲットしたので、ドラマもオリジナルストーリーも大きな画面で観ることができてるのです(めっちゃ簡単だし安いしオススメだよ!)
それにしても本当に面白かったよね…ブラック校則。
さすがです此元さん…どのシーンもめちゃくちゃ味があって気になる画だし、ひとつひとつのセリフが丁寧に面白い。ドラマも映画も、音の少ない映像が私は大好きなのでブラ校が好みの世界だったことにすごくホッとしています。
そしてですよ、髙橋海人さん!!!
…やってくれましたね(涙)
彼めちゃくちゃいい演技します…
これは贔屓でもなんでもない、味のある魅力的なお芝居に心が引くほど惹かれました。
ブラック校則は、観れば観るほど面白いドラマだし、
観れば観るほど月岡中弥に愛着が湧いてくる。
中弥はキュンキュンさせるとかは全く考えず、笑わせてやろう、みたいな精神で挑んでるとどこかの雑誌で読んだのですが、まさにそれ。
「ヌー」のセリフだけにもセンスが光る。表情といい仕草といい、あれはかいちゃんにしか出来ない中弥だなと。かいちゃんのお芝居は、上手いというよりもそもそも演技が演技に見えないのが凄い。中弥がそこにいて、ただ思った事を今喋ってる感じがするし、台本なんて最初からないんじゃないかと思ってしまうほど。
映画が好きだから色んな作品を観たりするけど、お芝居が上手な方は沢山いてもこういう唯一無二な不思議な上手さの役者ってなかなかレアなんじゃないかな。かいちゃんのお芝居を見てると、胸がゾクゾクワクワクする…(好きだからとかじゃなくて) (…いやそれもあるけど)
とにかく言葉ひとつ発するにしても、間とか音の置き方とか強弱とか。台本に書いてある文字を口語に乗せるのがめちゃくちゃ上手くて、かいちゃんから生まれる月岡中弥がちゃんとこの世に生きてる気がしてしまうんだよ
今までかいちゃんが演じた役、特に西野なんかは若干キャラが似てると思うんだけど、いざドラマを観たら全くの別人。西野は西野だし、中弥は中弥でまた他にいるの。そこで「あ、髙橋海人くん、この子はちょっとおちゃらけた役が似合うのかな?」と思ってみれば、中原くんという全く逆の優等生キャラもできるんです。(たまらんくないか…)
いつもふわふわしてる海ちゃんが、中弥になりきる瞬間はどんなスイッチが入るんだろう?
海ちゃんは、役の中でもちゃんと生きてるから 鼻もすするし、喋りながら手首ポリポリかくし、白ソックスも触る。そういう仕草が全部自然で、人間を感じさせられるんだよなぁ…本当にそういうお芝居すきなんだ……
私が一番ゾクゾクきたシーンは、
Huluオリジナルドラマでの教室シーン。
作詞した歌詞を紙に書いてペラペラしてる創楽、その紙を中弥が奪ってクソでかい声で読み上げるシーンあったじゃない?笑
その後、カノンコードがなんとかかんとかって散々ダメ出しして 創楽の机の前に腰を下ろして中弥が問いかける。
中弥「ガラクタになり下がるくらいならなんなのッ?
……ギターは弾けるようになったの?」
創楽「うるせぇーなーー!」
この後の……!!!!!
ニタァ〜〜〜〜ってした中弥の顔…!!!!!
もうしぬほどゾクゾクした。めちゃくちゃ味ある顔するし、なんか不思議な気持ちになった。なんていうんだろ……月岡中弥ってこんな奴、ってのをこの表情だけで説明された感じ。
私的にブラック校則のハイライト、ここでした。
ミチロウもめちゃくちゃ悪いやつで最高によかった。田中樹氏の悪の副会長役、ぴったりすぎ。中弥と絡むシーンもはやくみたいし、予告にあったミチロウの胸ぐら掴んでるシーンもたのしみだなー
第一話は「アナフィラキシーリーチ証明書」という天才的な言葉がキーワード。だったかな?
いざドラマが進むと創楽の方が意外と変なやつで、中弥はそれをみてゲラゲラ笑う子。蜂を避けるためのへんてこ帽子を被って登校する創楽のシーン、ここの中弥の笑い方もかなりゾクゾクするよね、狂ってるみたいでさ……
すっかりブラック校則の虜になってしまった。どのキャストもみんな違ってみんな良くって、中でもモトーラちゃんの放つ雰囲気はやはりたまらんな。彼女がいるだけで、この映画は他にはない格別なモノになってると思うし、町田希央はモトーラちゃんにしか絶対に出来ない。
海ちゃんの初めて出演する映画が、こんな素敵な作品、キャスト、スタッフさんに恵まれて本当にうれしいなぁ〜泣きそうになっちゃうね。
ブラック校則はまだ始まったばかりで、ここから沢山広がっていくわけだけど色んな人に観てもらえる作品になるといいな。…っていうか多分なる!私がみんなにオススメする!
それから…
期待しまくってた私の想像の遥か上をいく海ちゃんのお芝居に、また私の想像が広がってドキドキしてワクワクして……仕方ない。
どうしてくれんだこの気持ち………!